いちじきキッズチャレンジ ドリーム・ギフト Dream Gift Project

世界には、(ふん)(そう)にまきこまれて家族をなくしたり、住む家をこわされたりして(たい)(へん)な生活を送り、心がきずついている子どもたちがたくさんいます。

「ドリーム・ギフト」は、そうした子どもたちを応援(おうえん)するための取り組みです。みんなが幸せに()らせるように(いの)ってお手紙を書き、募金(ぼきん)をします。そして、食事や文房具(ぶんぼうぐ)など、子どもたちがいまほしいと思っているものといっしょにおくります。

幸せに暮らせるように祈ってお手紙を書く、募金をする、現地の子どもたちに届く、現地の子どもたちからのお手紙が届く
世界の
子どもたちのいま
ギフト
参加の方法
支援先から

紛争にまきこまれた子どもたち

(ふん)(そう)政治的(せいじてき)な考え方のちがい、人種(じんしゅ)宗教(しゅうきょう)などの対立といったさまざまな原因があって起こります。それは国と国の(あらそ)いだけでなく、同じ国の中で起こることもあります。
一度(ふん)(そう)が起こると、ふつうに()らしている人たちに危険(きけん)がおよびます。けがをしたり、家がこわされたり、家族をなくしたりするのです。そうしたら、安全な場所ににげなければならなくなります。子どもたちは、とてもこわく、悲しい思いをしているのです。
そうした子どもたちが世界ではいま、4(おく)人もいます。5人に1人の子どもが(ふん)(そう)にまきこまれているのです。
戦争から逃れてくる難民たち
荷物を持ち移動する人々

2024年の支援先―ウクライナ―

2022年2月24日、ウクライナはロシア軍からの攻撃(こうげき)を受け、戦争(せんそう)が始まりました。この攻撃(こうげき)危険(きけん)な目にあったのは、武器(ぶき)を持たずにふつうに()らす人々でした。
幼稚園や学校、病院、住む家をこわされた人たちは、命を守るために国内の安全な場所や、外国ににげました。国内の3分の2の子どもが自分の住む地域から避難(ひなん)したといわれています。
安全な場所ににげられたとしても、安心して生活できるわけではありません。(あらそ)いが長引いているいま、水や食べ物、洋服、家、医療品(いりょうひん)文房具(ぶんぼうぐ)など、いろいろなものが足りず、630万人の子どもが生きるための助けを(もと)めています。
このなかでも、530万人の子どもが十分に教育を受けることができていません。とくに(たたか)いの(はげ)しい地域(ちいき)では、多くの子どもが幼稚園(ようちえん)保育(ほいく)(えん)に通えず、学習の基礎固(きそがた)めをする機会をうばわれているのです。
大切なものをたくさん(うしな)った子どもたちは、悲しみや不安、不自由(ふじゆう)な生活のなかで心をいためています。
子供を連れて国境を越えるウクライナ難民の母親
抗議をする人々

「学びの場」資料

「ドリーム・ギフト」に取り組む前に、紛争にまきこまれた子どもたちのことを学びましょう。

「ドリーム・ギフト」について
ウクライナ大使館(たいしかん)からのメッセージ

笑顔のカラフルな親子の手

Q & A

お手紙でおくれないものはありますか?
おもちゃや文房具(ぶんぼうぐ)、ナマモノ、危険物(きけんぶつ)など、お手紙以外(いがい)のものはおくれません。
どんなお手紙が(よろこ)ばれますか?
絵が()かれていたり、開くと立体的(りったいてき)になっていたりなど、見て楽しくなるカードが(よろこ)ばれます。受け取った人の笑顔(えがお)想像(そうぞう)しながら、ぜひ作ってください。平和を(ねが)っていることや、「はなれていてもあなたを思っているよ」というメッセージも(よろこ)ばれます。
立正(りっしょう)佼成会(こうせいかい)に入会しないと参加(さんか)できませんか?
立正(りっしょう)佼成会(こうせいかい)の会員に限らず、だれでも参加(さんか)できます。立正佼(りっしょうこう)成会(せいかい)会員の方は、教会での取り組み、個人での取り組み、どちらでもご参加(さんか)いただけます。
一食(いちじき)(ささ)げる運動」とはどんな取り組みですか?
世界各地(かくち)で起きている紛争(ふんそう)災害(さいがい)貧困(ひんこん)などで苦しむ人々に思いをはせて(いの)り、一食を()いて空腹感(くうふくかん)を味わい、その()いた分の金額(きんがく)をさまざまな支援(しえん)活動に役立てる、わかちあいの運動です。自分の持っている「余分(よぶん)」を分け与えるのではなく、あえて自分にとって「必要(ひつよう)な分」を(ささ)げる活動です。

(くわ)しくはこちら
一食を捧げる運動とは

「ドリーム・ギフト」とは?
(保護者の方へ)
「ドリーム・ギフト」は立正佼成会主催による、日本の子どもたちが「一食を捧げる運動」の実践に取り組み、紛争に巻き込まれ厳しい生活をおくる子どもたちに、彼らがいま一番必要としているもの(給食や文房具など)と手紙をギフトとしてプレゼントする事業です。
日本の子どもたちからの献金は紛争地域の子どもたちを支援する団体に託され、子どもたちのニーズをふまえて現地(もしくは周辺国)でギフトが購入されます。
ギフトを受け取った子どもたちは、お礼の手紙やビデオメッセージを日本に送ります。子どもたち同士の心の交流を大切にするプログラムです。

お問い合わせ

ドリーム・ギフトのお問い合わせは下記お問い合わせフォームよりお送りください。