あふれる笑顔だより一食レポート

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避難民支援プロジェクト

これまでの成果

2009.12.14記載


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ジェンはスリランカ国で、2005年より南部ハンバントタ県において津波被災者を対象とした心のケアと緊急・復興支援(2007年9月完了)を、2007年より東部バティカロア県において紛争被災者を対象とした心のケアと復興支援を行ってきました。

ハンバントタ県では、生計回復と心のケアの高いニーズに応えるため、職業訓練(漁網製作、野菜栽培など)、収入創出並びにカウンセリング活動などを実施しました。職業訓練を受けた被災者は、事業完了後も活動を継続し、収入創出・生活改善につながりました。カウンセリングは受益者の精神的な苦痛を軽減しただけでなく、コミュニティーの団結を強めることにも貢献しました。

また、事業を通して受益者の間に連帯感が芽生え、事業完了時には、コミュニティーの仲間で協力し生活を改善しようとする団結が生まれました。このように、生計回復支援とコミュニティー強化を組み合わせた事業の効果が大きく、コミュニティーによる活動の自立発展性が高いことが確認できています。

2007年秋には、バティカロア県で紛争被害者の生活再建を支援してきました。ワカライ郡で、家庭菜園、漁協の機能強化、心理社会事業を組み合わせた帰還民支援事業を行っています。インストラクターを派遣しての集中的な家庭菜園技術の指導や、ソーシャル・ワーカー、心理学者による家庭訪問、カウンセリングやワークショップは、他援助機関があまり行っていないこともあり、受益者や関連行政機関から高い評価を得ています。これらの支援を通して、受益者同士が協力しあって作業をする、自主的に集会場を清掃するなど、コミュニティーの強化という面での効果が観察されています。また、漁協への支援を通して、事業開始当初は援助機関への依存心の強かった漁協が、漁業で得た収入をもとに建設的な地域開発の計画を始めるなど、自分たちのコミュニティーを改善していこうという姿勢がみられるようになっています。

2009年6月、ジェンは新たに北部ワウニア県での避難民支援事業を開始しました。LTTEの支配地域に閉じ込められていた避難民が、スリランカ政府軍による掃討作戦を受け、一気に政府支配地域であるワウニア県に流入しました。大量の避難民流入に生活用水の供給が追いつかず、水不足による疫病や衛生環境の悪化を辿る避難民キャンプに、きれいで安全な水を供給することで帰還までの健康な生活を支援しています。

現在ジェンは、東部バティカロア県で避難民再定住支援を継続しながら、並行して北部ワウニア県への再定住も視野に入れながら活動に取り組んでいます。

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