避難民支援プロジェクト
2011年7月~10月
2011.12.8記載

7月から北部ムライティブ県で井戸修復・清掃とシェルター・トイレ建設を行っています。ここはタミル・イーラム解放の虎と政府軍の最後の激戦地でした。

ここに帰還してくる人々の役に立てることに使命感を感じていましたが、いざ事業が開始されると私の気持ちは少しぐらついてきました。地雷の危険性や治安状況にも張りつめたものがあったからです。当時は帰宅する度、妻や母にこれからも無事家へ戻って来れることを祈ってくれるよう頼んでいたほどです。
本格的に事業が進み、支援している人々が笑顔で迎えてくれるようになると、私の緊張もほぐれてきました。彼らの笑顔がモチベーションにつながり、少しでも早く事業地へむかえるよう、毎朝の起床時間が1時間も早くなった程です。
ムクンタン(プロジェクト・オフィサー)
支援を受けた人の声

スワルナ(31歳女性、ムンギラード村住民)
戦時中に両足を失ってしまった夫と三人の子どもをかかえ今年7月下旬に地元へ戻ってきものの、どの様に生計を立てていくか途方に暮れていました。そんな時、ジェンのシェルター・トイレ建設現場で職を得ました。現場監督から丁寧な仕事をする働き者と認めてもらい、より多くの建設を任せてもらえそうで、嬉しい限りです。

マリヤム(64歳女性、ヴェッラペラム村住民)
二人の娘と孫たちと共に地元に帰ってこられ、ほっとしています。ジェンに清掃してもらったお蔭で、井戸水を使っても健康に問題ないと安心できました。この井戸を使い大きな農家になって、これまでに失ってしまった物を取り戻せるようになりたいです。