避難民支援プロジェクト
2009年6月~8月
2009.12.14記載

JENは今、スリランカ北部のワウニア県で、国内避難民に対する給水事業を実施しています。毎日18台の給水トラックが川や井戸の水源から、遠く離れた避難民キャンプへと水を運んでいます。JENは地域の水道局と協力して給水をおこなっていますが、広い避難民キャンプでは水のニーズの大きさに対し、人手が足りません。そこで、活躍しているのが国内避難民自身によるボランティアです。キャンプ内の各区域から数名が水道局によって任命され、給水のお手伝いをしてくれています。
ある日、避難民からこんな苦情が届きました。それはキャンプ内の水を管理するボランティアの働きについてでした。ボランティアによって支給される水量がまちまちで、ある地区では少なくある地区では多いというのです。そこで彼らに改善を約束し、水道局と相談をしました。すぐにボランティア全員がこの問題について話し合う機会を設け、水道局と連携し、問題解決にあたりました。
今では、水量の不均衡が解消されたことが確認されました。スタッフもボランティアも水を受け取る人も、大変満足して働き、暮らしています。
担当者:プラタパン(フィールド・オフィサー)
支援を受けた人の声
氏名:K.V. さん(55歳、男性。K.V.さんは、避難中に怪我をしました)
トリンコマレーの病院で薬をもらい、その後、政府の指示により家族でこの避難民キャンプへと移ってきました。ここで配布される水は質が良く驚いています。塩素処理がされ、濁ってもなく、色もついていないきれいな水です。この水は料理と台所周りに使おうと決めました。安心して料理が作れます。
氏名:T.I さん(40歳、男性)
私は故郷で教師をしていました。そのため、ここへ到着して間もなく、教育省に依頼され、避難民キャンプにある仮設の学校で校長を務めることになりました。学校はうまくいっています。子どもたちはきれいな服を着て、健康な姿で学校にやってきます。きれいな水を飲み、きれいな水で料理が作られるおかげで、子どもたちは下痢や病気にならず元気に過ごせているのです。