
2009年5月19日、大統領の国会でのLTTE(タミル・イーラム解放の虎)に対する勝利宣言をもって、25年以上続いた内戦が終結しました。2008年7月から政府軍は北部のLTTE支配地域へ侵攻を開始しました。政府軍の攻勢を受け、急速に縮小していくLTTE支配地域の内部では20~25万人の避難民が発生し、そのまま戦闘地域に閉じ込められる形となりました。
一食平和基金の支援による各種事業
北部ワウニア県における避難民支援事業/ JEN/ スリランカ/ 難民/
JEN/ スリランカ/ 難民/
2009.12.14記載

2009年5月19日、大統領の国会でのLTTE(タミル・イーラム解放の虎)に対する勝利宣言をもって、25年以上続いた内戦が終結しました。2008年7月から政府軍は北部のLTTE支配地域へ侵攻を開始しました。政府軍の攻勢を受け、急速に縮小していくLTTE支配地域の内部では20~25万人の避難民が発生し、そのまま戦闘地域に閉じ込められる形となりました。

ジェンは、今年の1月から北部のワウニア県で、戦闘のあった村に戻れた人びとやまだキャンプで生活している人びとに生活の支えとなる物資を配布しています。ようやく自分の村に戻っても、村は荒れ果て、森には地雷の恐怖があり、なかなかすぐには生活を再開できません。長く避難生活を続けたため食糧を買うお金もなく、村の商店も品物がほとんどありません。
バティカロア県ワカライ郡サラティブ村では、衛生環境を改善するためのプロジェクトを行ってきました。津波と紛争の二重の被害を受け、過去に何度も避難生活を余儀なくされた人びとの生活再建を支援するためです。サラティブ村は、同じような被害を受けたワカライ郡の他の地域と比べて支援の手が届きづらく、トイレの再建がなされないまま雨季になるり、特に衛生状態が悪化するという問題を抱えていました。このプロジェクトでは50世帯にトイレを建設するとともに、衛生に関するワークショップを実施しました。

JENは今、スリランカ北部のワウニア県で、国内避難民に対する給水事業を実施しています。毎日18台の給水トラックが川や井戸の水源から、遠く離れた避難民キャンプへと水を運んでいます。JENは地域の水道局と協力して給水をおこなっていますが、広い避難民キャンプでは水のニーズの大きさに対し、人手が足りません。そこで、活躍しているのが国内避難民自身によるボランティアです。キャンプ内の各区域から数名が水道局によって任命され、給水のお手伝いをしてくれています。