背景

第二次世界大戦中、韓国青年と日本で結ばれた日本婦人が、終戦前後、夫に同伴され来韓、定着しました。そうした日本婦人(日系婦人又は日本人妻とも呼ばれる)が約60年、韓国で生活している間に、身寄りのない心身障害者や孤独老齢者、困窮している帰国希望者となってきました。
このような状況を受け、慶州ナザレ園では在韓日本人の収容保護を行う施設保護事業、在韓貧窮日本人の生活費支援を行う居宅援助金支援事業、さらに在韓日本人婦人の相互交流事業を実施しています。
1972年10月から日本帰国希望者約150名の日本への永年帰国便宜を図るとともに、帰国意思のない孤独老齢者の生活保護を行っています。
プロジェクトの内容
立正佼成会一食平和基金は、大韓民国の社会福祉法人である慶州ナザレ園に対して、1987年以来、財政的支援を続けてきました。これまでの支援総額は、185,000,000円にのぼっています。
韓国内に日系婦人約200人が住んでいますが、慶州ナザレ園はその中でも困窮している57余世帯を選定し、毎月居宅(在宅)援助金を送金して励ましています。
現在、日系婦人の平均寿命は86歳であり、孤独老齢者が増える傾向にあります。今後、入園保護の必要な方が約60人想定されています。
ナザレ園では、現在収容、保護されている人を亡くなるまで保護していきます。また、居宅援助者には、身体が弱った場合にナザレ園に収容できるように援助しています。