あふれる笑顔だより一食レポート

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伝統文化保存プロジェクト

2011年4月~6月

2011.8.10記載


1.文化保全活動

 

1-1.倫理・道徳教育に関する研修会:

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2011年5月2日、スヴァイリエン州スヴァイ・チュルム郡にあるトノット・チュルム寺院にて、倫理・道徳教育に関する研修会が行なわれました。この研修会には120名が参加しました。(スヴァイ・チュルム郡の寺院48ヵ寺の僧侶または信者代表、学校校長、関係事務所職員、スヴァイリエン州およびスヴァイ・チュルム郡の関係各局職員)この研修会では以下の3つのトピックに焦点を当てて学びました。

1.善き市民、善き子ども、善き友、善き生徒になるための、仏陀の教えに基づいた仏教徒としての基本的な道徳と、クメール社会における仏教僧の役割[イー・トン氏(SVAカンボジア事務所副所長)による講義]

2.村やコミューン(集合村)の安全方針[ウイ・タン氏(スヴァイ・チュルム郡長)による講義]

3.仏教基本戒律(五戒)と、善き市民になるための日常生活での実践[モン・ソイ氏(スヴァイ・チュルム郡僧長)

 

2-2. 訪問研修会:

2011年5月8日~11日、スヴァイリエン州およびコンポントム州の2つの事業地合同で訪問研修会を行ないました。スヴァイリエン州からは15名、コンポントム州から14名の関係者が参加しました。この訪問研修会の目的は主に次の2点です。1.参加者がカンボジアの伝統文化資源や自然環境を保護する重要性についてより認識すること。2.自然環境保護活動に関するそれぞれの経験やアイデアなどを互いに意見交換すること。

この訪問研修会では、コンポントム州サンボー・プレイクック遺跡地区と、シェムリアップ州アンコール遺跡群を訪れました。そして、苗木育成所、植林された場所など、コンポントム州およびシェムリアップ州の事業地を訪れました。参加者はまた、クメール伝統建築についても学ぶためにいくつかの寺院を訪れました。

 

2.自然環境保護活動

2-1.苗木育成活動支援(スヴァイリエン州スヴァイ・チュルム郡):

2011年4月から6月までの期間、私たちは引き続き、トノット・チュルム寺院、ボエン・ライ寺院、チュレアン寺院の3か所の苗木育成活動を支援しました。この3か所の寺院では、スヴァイ・チュルム郡の水路沿いに植林するために合計30,000本以上の苗木の世話をしています。植林は、雨季で水が豊富な時期である7月頃に実施することが計画されています。私たちは、昨年2010年からトノット・チュルム寺院が育てている3,589本の苗木を7月に村人や学校や他の寺院に配る分として保管しています。

 

2-2.自然環境と生物多様性に関する研修会:

コンポントム州にて6月に開催を計画していた本研修会は、カウンターパートであるコンポントム州文化芸術局とのスケジュール調整のため、7月の開催に延期になりました。

 

ハム・ヴィチェット(SVA伝統文化シニアコーディネーター)、チェア・パル(文化事業コーディネーター)

 

支援を受けた人の声

氏名:ヒ・ロン師(スヴァイ・チュルム郡、ジュッティカラム寺院住職、28歳)

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初めてこの訪問研修会に参加させて頂きました。苗木育成所、植林した場所、そしてカンボジアの歴史的地区などたくさんの場所を訪れ、講義を受けることによって、私たちのこの自然環境が以下に大切か、また、自然環境を守っていくことが簡単な仕事ではないということを理解することができました。スヴァイリエン州の森などの自然資源はとても貧しいのが現状です。みなさまがスヴァイリエン州の特にスヴァイ・チュルム郡の緑を増やす活動を通して、私たちを支えてくれることを嬉しく思います。さらに訪問研修会では特に、私の先祖たち、そして先祖たちの芸術的な仕事と建築技術、クメール建築芸術に触れ、畏敬と感謝の念を抱きました。村に帰ったら今回の訪問研修で得た知識と経験を近隣の人々に伝えていきたいと思います。

 

氏名:チュン・ヴァナ氏(スヴァイリエン大学学生、21歳)

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私は大学3年生で農業を専攻しています。私はトノット・チュルム寺院に泊まらせてもらっています。大学1年の時からここで苗木の世話を手伝っています。私は何か人の役に立つことができ、また苗木の世話は自分が勉強していることに関連しているのでとてもうれしいです。大学の授業が無い時は、たいていは芽がでてきた苗に水やりをしています。この活動を通して私たちの自然、特に私たちの森にいかに感謝すべきかを学びました。卒業論文では天然ゴムの研究をしようと思っています。

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