伝統文化保存プロジェクト
2010年3月~5月
2010.11.2記載
1. 自然環境保護活動
1.1 苗床活動支援(スヴァイリエン州スヴァイチルム郡)

SVAはアンコール・サー、ボン・ライ、タノット・チュルムの3か所の苗床活動を支援しています。結果として、アンコール・サーは8,232本、ボン・ライは25,809本、タノット・チュルムは1,861本の苗木を育成しました。更に、コンポントム州サンボープレイクックから1,263本の珍しい種類の苗木を輸送しました。
全苗床の苗木は合計37,165本で、11種類(サンケ、タコル、 インディアン・ローズ、桜、 ロン・レア、 サラ・プレッ、ウッド・アップル、タラモン、ジャックフルーツ、タマリンド、 スドック・スドー)(英語名:Sangke, Thkol, Trabek Prei, Sakura, Loeung Reach, Sala Prek, Khvet, Tramoung, Jack fruit, Tamarind and Sdok Sdor)あります。それらの中の、33,000本は、今年の6月にスヴァイチルム郡の水路11kmに渡って植林予定で、4,165本は、スヴァイチルム郡の公共スペースや様々な寺院に配布するために保管されています。
この期間中、SVAはボン・ライの苗床に、水問題を解決するためのモーター式水ポンプを含んだ水溶システムと8つの水瓶を提供しました。
1.2 自然環境保護と生物の多様性に関するワークショップ

SVAは2010年5月27日にスヴァイリエン州スヴァイチルム郡クロルコー集合村クオッ村のマガラロカラム寺院でワークショップを開催しました。メインのトピックは自然環境と日常生活との間の重要な関係について人々に気付いてもらうこと、特に地元住民に植林に参加してもらうことです。参加者は以下のようになっています。
1.寺院の僧院長または寺院委員会メンバー:48人
2.郡の宗教、環境、農業、林業、教育関係官僚:5人
3.郡の学校長と教員:25人
4.集合村長:16人
5.植林地域の村長:21人
6.コンポントム州サンボープレイクックの代表者:2人
合計:117人
結果として、参加者は、自然環境保護に関する責任を分かち合い、村人を動員し恊働することによってより良く効率的な方法を探すための経験を交換することができたことが良い機会となったと同意しています。また参加者は、SVAにこのようなワークショップを継続するよう提案しました。
ワークショップの間、全ての参加者へのお土産としての200本の苗木が、マガラロカラム寺院に植林されました。
2. クメール文化遺産保護活動
2.1 仏の教えを基礎にした道徳教育に関するワークショップ

SVAは2010年4月1日にスヴァイリエン州スヴァイチュルム郡スヴァイチュルム集合村ボンヴェン村のスヴァイチロム寺院でワークショップを開催しました。メイントピックは、寺院活動を通して現在や将来、仏教の信者がどのように道徳教育を強化すべきかということです。
ワークショップには98人の参加者と32人の視察者があり、詳細は以下のようになっています。
1.寺院の僧院長または寺院委員会メンバー:48人
2.郡の宗教、文化、教育関係官僚:6人
3.郡の学校長と教員:28人
4.集合村長:16人
5.視察者(郡官僚、生徒):32人
合計:130人
ワークショップの参加者は、幸福と調和に生きる方法について、またあらゆる年齢の全ての人々が日常生活と将来の危険の中で、道徳教育の解決に対してどのように関わることができるかを次世代に認識してもらうために深く議論しました。結果として、このワークショップが仏の教えに基づいた万人のための道徳教育を強化する素晴らしい機会であったと、参加者が同意しました。各参加者は、そのような種類のワークショップをSVAが来年も続けるよう提案しました。
過去3ヶ月の間、干ばつは非常に長く、SVAは苗木の世話の仕方、肥料や殺虫剤の適切な使用法、特にどう水の問題を解決するかに関する追加助言を提供することに焦点を合わせました。結果は満足に実り多く達成されました。
私たちの活動が自然文化資源保護にとても肯定的なインパクトを提供したと、強く言うことができます。 私たちは、このプロジェクトが対象地域で仏教僧侶と在家の能力開発に大きく貢献したと認めます。これらの業績は日本の立正佼成会様からの寛大な支援によって達成されました。
ハム・ヴィチェット(SVA伝統文化事業課調整員)
支援を受けた人の声
○自然環境保護と生物の多様性に関するワークショップについて
氏名:クイ・プッ老師(マンガル・ロカラム寺院僧院長)

私はクイ・プッです。1945年にスヴァイリエン州スヴァイチュルム郡クロルコー集合村ルッセイトトエン村で生まれました。1989年に出家して僧として認められ、1992年にマンガル・ロカラム寺院の大僧院長に任命されました。私の地区がSVAパートナーの1つになることを、私は非常に誇りに思っています。私はSVAを実施する多くの活動、特に今日のワークショップを通して多くの経験を得ることができました。それは私にとってとても意味のあるものです。
私は、人間生活のための自然環境保護の重要性に関してとても興味があります。 私は、ワークショップから学んだことを実行に移すために最善をつくすつもりです。多くの種類の珍しい木が再生して、再植樹されることを夢見ます。また私は、SVAが私の夢の実現を手助けしてくれたと、高名に感じました。
氏名:チャン・ニム(マンガル・ロカラム小学校副校長)

私はチャン・ニムです。1951年にスヴァイリエン州スヴァイチュルム郡クロルコー集合村クオッ村で生まれ、1992年に副校長に任命されました。今日、私はワークショップに参加する良い機会を得ることができ、驚きを感じました。このようなワークショップに参加するのは、私にとって初めてのことです。私は樹木を植林する重要性について新しい知識を多く得ることができました。それが私の今後の学校業務に非常に役に立つと考えています。私は、私の同僚や学生と知識を共有し、技術移転していくつもりです。私の地域における全ての学校が、より緑に覆われ、木陰に包まれることを夢見ます。
○仏の教えを基礎にした道徳教育に関するワークショップについて
氏名:セッ・マオ老師(スヴァイチュム郡副僧長)

私はセッ・マオです。1972年にスヴァイリエン州コンポントラべッ郡コッチャッ集合村ハッ村で生まれました。1987年にハッ寺院で僧侶として定められ、1994年にスヴァイリエン州スヴァイチルム郡コップリン集合村スヴァイプラフッ村スヴァイプラフッ寺院の大僧院長に任命されました。2000年には郡僧長の秘書となり、2006年にスヴァイチルム郡の副僧長に任命されました。私はSVAの活動、特にワークショップのトピックに非常に感動しています。それはカンボジアの今日の社会問題に合致していて、私に新しい洞察を与えてくれました。私は、僧侶が彼らの過去の役割を顧みるのを手助けするつもりです。 私は、若い世代が仏の教えを行動に移すように、僧侶が支援するというコアの役割を果たすことができると信じています。私は良い変化がすぐ来ることを強く願っています。
氏名:メン・サマッ(郡教育青年スポーツ局副局長)

私はメン・サマッです。1967年にスヴァイリエン州スヴァイチュルム郡スヴァイチュルム集合村クムッ村で生まれました。1986年からスヴァイチルム高校の教員をしていました。そして2008年にスヴァイチルム郡教育青年スポーツ局副局長に任命されました。 私は、このような種類のイベントに参加することに驚きを感じました。私たちの社会にはいくつかの問題が起こっているので、道徳が私たちの国の、特に若者たちの中の危機になっています。私たちが若者たちのために希望の未来を造らなければ、誰も作らないでしょう。 私は、このプログラムが私たちの国で愛、感情移入、正直、公正さの基本的価値観を向上させ、特に仏陀の5つの戒律を日々尊重する効率的な方法になると信じています。