あふれる笑顔だより一食レポート

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住民参加型農村開発

これまでの成果

2009.3.10記載


稲作改善について、それぞれの農法による収量を従来の農法と比べたところ、幼苗1本植えでは52世帯のうち14世帯が約18~55%の収量増加、アヒル水稲同時作では73世帯が参加し約10~20%の収量増加、魚水稲同時作では98世帯が実践し約10%の収量増加が確認できました。それぞれの農法について村人にインタビューしたところ、次のような声が聞かれました。幼苗1本植えでは「稲の分(ぶん)けつが多くなり穂が従来よりも大きい」「種籾が節約できた」「田植えの労働量が減った」「次季も取組みたい」といった声が聞かれました。

また、アヒル水稲同時作では「アヒルが除草してくれるので手間が省けた」「アヒルの肉は食卓を豊かにし、市場で売って現金収入を得ることができた」などが挙げられました。さらに、魚水稲同時作では「除草の手間が少し省けた」「カニやエビ、他の魚が増えた」「化学肥料を使わなくなった」などの意見が出ました。

家庭菜園の活動では、葉もの野菜(チンゲンサイ、パクチョイ、春菊、ホウレンソウ)がよく採れるようになり、参加10世帯中、5世帯が週に3~4回の割合でこうした野菜が新たに食卓にあがっていることが分かりました。

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等高線農業では、土留めの効果があるマメ科の植物・フロー ジアが順調に育っていました。しかし、2008年1月から2月にかけて寒波に見舞われ、9割以上が枯れてしまいました。それでも村人はフロージアを段々畑に植えたいという強い希望を持っています。

植林活動では、バクソン村全5集落で共有林が設けられ、2007年3月、約10haの荒廃地で植林作業が行なわれました。2007年4月に播種(はしゅ・たねまき)した在来の木、ソアンは2007年9月末の時点で発芽率が7割程度でした。しかし、寒波の影響などから最終的に2008年4月の時点で植えられる苗木は3割ほどに減りました。苗木の量が少なくなったので村づくり委員会で、最も土壌流出が激しいハイチェン集落がすべての苗木を優先的に利用することが決定し、2008年4月に共有林への植林を行いました。また、バクソン村2集落と1つの農家グループ、ナムソン村3集落では2008年4月に苗畑が作られ、在来の木であるソアンとラットが播種されました。

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