
20年以上に及ぶ内戦を経験したスーダンの人びとは、2005年に包括的和平合意を締結し死者200万人、避難者400万人の大規模な紛争に終止符を打ちました。その後、約5年間の国づくりに励み、2011年1月の南部帰属を問う住民投票までの6年間を移行期間として、支援機関と共に国家の再建に取り組んできました。
一食平和基金の支援による各種事業
JEN/ スーダン/ 難民/ 育成/
2011.8.31記載

20年以上に及ぶ内戦を経験したスーダンの人びとは、2005年に包括的和平合意を締結し死者200万人、避難者400万人の大規模な紛争に終止符を打ちました。その後、約5年間の国づくりに励み、2011年1月の南部帰属を問う住民投票までの6年間を移行期間として、支援機関と共に国家の再建に取り組んできました。

7月の華やかな独立の賑やかさも終わり、8月から事業が本格化してきました。私の活動するカジョケジ郡では、井戸掘削のための水脈調査が始まりました。そして、衛生教育は、コミュニティへの周知活動から住民自身による問題発掘のワークショップへと進んでいます。前回お知らせしたコミュニティによるトイレ建設は、住民への実技トレーニングを10日間かけて実施しました。これからは、住民たちがトイレ建設の主役です。

2005年に和平合意が結ばれ、今年7月にようやく南スーダンが独立しました。人々は、新しい国として新たな船出を迎えることができた喜びに満ち溢れています。
ジェンは5月から、学校での井戸建設や衛生教育、簡易トイレの建設を昨年と同じモロボ郡とカジョケジ郡にて始めています。今回は対象21校に1本ずつの井戸を建設し、井戸修理技術をもった管理委員会を育成するとともに、衛生教育を行い、簡易トイレも建設します。

2010年から2011年の初めにかけて、ジェンは中央エクアトリア州のモロボ郡、カジョケジ郡の17の小学校に井戸を掘削しました。プロジェクトでは、井戸が地域の人々の手で末永く大切に使われるように、各井戸につき、地域の人7名からなる管理委員会を結成しました。ジェンは、管理委員のメンバーが井戸使用に関する地域のルールを作るのを後押しするとともに、ハンドポンプが故障したときに対応できるよう、技術面でのトレーニングを実施しました。(写真:手動ポンプの実践)

南スーダンでは中央エクアトリア州のモロボ郡とカジョケジ郡で、小学校を中心としたコミュニティの衛生環境を改善するための事業を行っています。小学校を対象にした衛生教育では、ジェンが活動を完了したあとも先生たちが中心となって衛生教育を続けられるよう、先生を対象にしたトレーニングを行いました。