
1956年にイギリスとエジプトによる共同統治下から独立したスーダン共和国は、独立後も長年にわたって続く内戦に悩まされてきました。内戦の原因は、植民地時代の影響や、民族的な違いのほか、周囲を9つの国と国境を接しているアフリカ最大の国という極めて難しい環境も影響していました。国際社会の中で各国の思惑が複雑に絡み合うほか、スーダン国内における経済的格差や武器の近代化などからもたらされた事実もあります。現在も、軍事、宗教とも混然一体化する政治上の問題や石油利権の問題、またダルフール地域における紛争など、取り組むべき課題は山積です。
