支援プロジェクト


中央エクアトリア州における学校・コミュニティ水衛生改善事業

【背景】

20年以上に及ぶ内戦を経験した南スーダンの人びとは、2005年にスーダン政府と包括的和平合意を締結し死者200万人、避難者400万人の大規模な紛争に終止符を打ちました。その後、2011年7月に独立を果たし、現在、自国の国づくりに取り組んでいます。人口は、日本の人口の約15分の一の826万人程度ですが、国土の広さは日本の約1.7倍もあります。南スーダン全土で、長年の紛争により基礎インフラは完全に破壊され、行政・経済・社会福祉を一から立て直さなければならず、道路の敷設、水供給や学校施設の整備、食糧の確保等、多様な支援活動が必要とされています。

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このプロジェクトの記事一覧

事業終了のお知らせ

JEN(ジェン)は中央エクアトリア州の帰還民を対象に、2007年より水衛生環境改善の支援を行ってきました。井戸やトイレなどの建設といった物質的な支援のやり方を工夫することで、人びとの再定住を促し、コミュニティを再構築する事を目標としてきました。例えば、住民に井戸の修復や保守・点検の研修を受けてもらい、人びとが自ら水衛生問題を解決できるようにするやり方です。また、衛生教育活動では正しい知識が確実に広がるように、コミュニティや学校の生徒と一緒に、時に人形劇や歌を交えて楽しみながら活動を行いました。その効果は確実に広がり、2014年の南スーダンで大流行したコレラに、JENが活動を行った地域では1人も感染する人はいませんでした。それは、JENのスタッフの地道な活動と、人びとのコミュニティが確実に育っている事を表す、嬉しい結果でした。

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2014年10月~12月

8月から12月までの5か月で実施した本プロジェクトでは、イェイリバー郡の2つのパヤムのコミュニティにおいて、コミュニティ主導の水・衛生環境改善を目指しました。本郡は、首都ジュバから陸路で約5時間離れた場所に位置し、2013年12月に首都ジュバで発生した武力衝突によって、ジュバからの国内避難民が流入しました。その結果、郡都周辺の人口密度が増えて、衛生環境が悪化していました。2014年5月にもイェイ市でコレラの発生がありましたが、2013年から当団体が水・衛生環境改善事業を実施した地域ではコレラの発生は見られませんでした。
 

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2014年7月~9月

私たちは、今年8月から南スーダン中央エクアトリア州イェイリバー郡のムゴパヤムにある公立小学校を対象に、正しい衛生知識の習得と衛生習慣を身に着けてもらうための促進活動を開始しました。この活動では、私はその他2名の同僚職員と共に、小学校5校約1,510名の児童と教員約63名をサポートします。当団体のアプローチにより、小学校における衛生環境が改善され、また当団体が支援事業を終了した後でも対象となった学校の教員と児童によって自発的に正しい衛生指導が継続的に実施されることを目指しています。

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2014年4月~6月

私の名前はべジュール・ノエルです。南スーダンが内戦の時に退避したウガンダで大学に通い、測量と土木工学の技術を習得しました。井戸修理工の資格も持っています。ジェンは2013年6月に南スーダン共和国中央エクアトリア州イェイリバー郡で水・衛生事業を開始しました。イェイリバー郡は、同国の首都ジュバから車で約5時間のところにあります。

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2014年1月~3月

2013年12月15日に首都ジュバで軍内部の武力衝突が起きました。これに端を発し、南スーダンで最大の部族であるディンカ族と、二番目に大きなヌエル族の軍兵士による衝突が国内の他の軍駐屯地に飛び火しました。南スーダンでは、大統領を含む政治家や軍・警察の大半がディンカ族で占められているといわれています。

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