HOME > いちじきカレンダー<実践ストーリー> > ラーメンのスープ
大輔くんは週末の夕方になると食堂でアルバイトをしています。
お金を貯めて、Jリーグの試合を見に行きたいと思っているのです。
その日は、『一食を捧げる運動』の実践日、大輔くんのお昼ごはんはおにぎりひとつだけ。
おまけに、部活でたくさん運動してきた後でした。
「ご来店ありがとうございました!」
大輔くんは空腹に負けないように、大きな声であいさつしています。
お客さんが帰った後のテーブルを片付けている大輔くん。
お腹がグググ~ッと鳴っています。
「がまん、がまん」

帰宅した大輔くんは、出迎えたおじいちゃんに告白します。
「テーブルの片付けをしていたらラーメンのどんぶりにスープが残っててさ、思わず飲んでしまいたくなったよ」
「そうか、そうか。それはいい体験だったなぁ。空腹に耐えている人の気持ちになれたじゃないか」
「ほんとにつらかったよ。食べられるって幸せなことなんだね」
何かが心に残った大輔くんでした。